やまのあそび|2018/07/09

姉妹都市フォートワースからの親善大使

長岡市の姉妹都市のひとつであるテキサス州フォートワース市から、中学生9名、高校生11名の親善大使が長岡市を訪れました。

 

 

1週間のホームステイをしながら、日本文化の体験や長岡市内の中学・高校生との交流を通じて、日本や長岡についての理解を深めるというものです。

 

 

滞在2日目となる6月22日、11名のホストファミリーとともに川口地域の「古民家」を訪れた一行。

 

男山漁場 越後川口やな場の5代目・関達夫さん指導のもとで、炭火でのアユの塩焼きを体験。焼きあがったアユは、魚沼産コシヒカリのおにぎりや魚沼野菜の糸ウリの漬物などとともに、昼食となりました。

 

 

食後は、木沢集落に伝わる「3人つき」の餅つきを体験。「よいっしょ」という元気な掛け声が古民家の土間に響きわたります。

 

 

つきたてのお餅は、キナコとアズキでいただきます。お代わりするほど大人気でした。

 

その後、小国地域に江戸時代から農家の副業としてその技術が受け継がれている「小国和紙」の紙漉き体験。自分で切った切り紙やもみじの葉を漉き入れました。ひとりひとりの個性が表れた作品となりました。

 

 

 

その他にも、ちょっとした空き時間も楽しめるようにと、日本の行事として「七夕」を紹介。グーグルで日本語の翻訳・検索をしながら、短冊にカタカナで名前を書いたり漢字まじりのお願いごとを書いたりと、こちらも大人気でした。

 

 

古民家の滞在は5時間ほどでしたが、築120年の趣のある古民家での日本文化の体験や古民家から望める越後三山の雄大な景色、青々とした田んぼの風景など、長岡の里山を存分に楽しんでいただけたと思います。

 

川口での体験が思い出に残るように、ドローンを使って古民家上空から撮影した映像と当日の様子を編集して、記念の動画を作成しました。

 

 

春日惇也
この記事を書いた人

春日惇也 支援員