山の暮らしサロン~やまで新しい試みを始めてみる編~
毎回、多彩なテーマで開催している山の暮らしサロンですが、
第21回のサロンを2017年10月11日(水)に開催しました。
今回のテーマは、「川口運動公園をもっと楽しもう!」でした。
(山の暮らしサロンって何?という方は、
「山の暮らしサロンに、みんな集まろう!」をご覧ください。)
今回のゲストスピーカーは、川口運動公園の施設管理に関わる
NPO法人くらしサポート越後川口の中村充さん、
そして山の暮らし再生機構の佐藤が担当しました。
くらしサポート越後川口(くらサポ)の中村さんから、
まずは川口運動公園の現状や概要について説明いただきました。
開園当初は活気があった公園も、年々利用者が減り、
当時を知る人にとっても、知らない若い世代、移住者にとっても、
ちょっと寂しい雰囲気になってしまっています。
そんな川口運動公園ですが、周辺の温泉施設や震災メモリアル施設、
そして既存の設備を全て合わせて利活用を考えてみれば、
もっともっと活用方法があるのではないだろうか。
そんな思いから、川口在住もしくは縁のある若手を中心にして
川口ENGINEという団体が設立され、この夏から活動を始めています。
ゲストスピーカーの中村さん、佐藤さんが団体運営を担っています。
川口ENGINEの活動内容を受けて、今回のサロンでは、
川口運動公園の利活用について考えてみました。
今回使ったのは、「ブルートシンク発想法」。
共通性のないもの同士を敢えて組み合わせることで、
自然には生まれるはずもないアイデアを作り出す発想法です。
川口運動公園の中で「これは活用してみたい!」と思う施設を
ゲストスピーカーに4つ選んできてもらい、
この施設と組み合わせるアイデアの種を12個用意しました。
このテーブルは、「古民家」×「占い」で活用方法を考えます。
さて、どんな奇抜なアイデアが生まれるのでしょうか。
こちらのテーブルは、「多目的広場」×「ディスコ」。
屋外施設でディスコとは!
この矛盾を孕んだ組み合わせが、かつてないアイデアの源泉になります。
参加者のみなさん、あり得ない組み合わせに爆笑!
脳の普段使わない部分をフル活用して、脳内活性化中です。
難題続出です!
各テーブルで3つずつ「施設」×「アイデアの種」の
組み合わせをもとに活用アイデアを考えてもらいましたが、
あっという間に2時間が過ぎていきました。
無茶なアイデアの種ばかりで、失礼いたしました!!
最後には、模造紙にいっぱいの活用アイデアが生まれました。
不思議な組み合わせでも、出てくるアイデアは全うなものがたくさん。
少し視点を変えてみることの大切さに気付かされたサロンでした。
川口ENGINEでは、これからさらに活用アイデアをメンバーで検討し、
実施できそうなことにどんどんチャレンジしていくとのことです。
これから、川口運動公園がどんな風に使われて面白くなっていくのか、
本当に楽しみでワクワクしてきますね!
今後の川口ENGINEの活動にご期待ください!!
10月21・22日に開催された「フリスビードッグ日本一決定戦」の様子。
これからも、山の暮らしサロンではみなさんの夢や想いを育てていきます!
みなさんのご参加をお待ちしております。
川口運動公園については、以下のサイトをご覧ください。

榎本淳 支援員