やまのあそび|2017/12/18

山の暮らしサロン~やまで新しい試みを始めてみる編~

毎回、多彩なテーマで開催している山の暮らしサロンですが、

第21回のサロンを2017年10月11日(水)に開催しました。

今回のテーマは、「川口運動公園をもっと楽しもう!」でした。

 

(山の暮らしサロンって何?という方は、

山の暮らしサロンに、みんな集まろう!」をご覧ください。)

 

今回のゲストスピーカーは、川口運動公園の施設管理に関わる

NPO法人くらしサポート越後川口の中村充さん、

そして山の暮らし再生機構の佐藤が担当しました。

 

 

くらしサポート越後川口(くらサポ)の中村さんから、

まずは川口運動公園の現状や概要について説明いただきました。

開園当初は活気があった公園も、年々利用者が減り、

当時を知る人にとっても、知らない若い世代、移住者にとっても、

ちょっと寂しい雰囲気になってしまっています。

 

そんな川口運動公園ですが、周辺の温泉施設や震災メモリアル施設、

そして既存の設備を全て合わせて利活用を考えてみれば、

もっともっと活用方法があるのではないだろうか。

 

 

そんな思いから、川口在住もしくは縁のある若手を中心にして

川口ENGINEという団体が設立され、この夏から活動を始めています。

ゲストスピーカーの中村さん、佐藤さんが団体運営を担っています。

 

川口ENGINEの活動内容を受けて、今回のサロンでは、

川口運動公園の利活用について考えてみました。

 

今回使ったのは、「ブルートシンク発想法」。

共通性のないもの同士を敢えて組み合わせることで、

自然には生まれるはずもないアイデアを作り出す発想法です。

 

 

川口運動公園の中で「これは活用してみたい!」と思う施設を

ゲストスピーカーに4つ選んできてもらい、

この施設と組み合わせるアイデアの種を12個用意しました。

 

 

このテーブルは、「古民家」×「占い」で活用方法を考えます。

さて、どんな奇抜なアイデアが生まれるのでしょうか。

 

 

こちらのテーブルは、「多目的広場」×「ディスコ」。

屋外施設でディスコとは!

この矛盾を孕んだ組み合わせが、かつてないアイデアの源泉になります。

 

 

参加者のみなさん、あり得ない組み合わせに爆笑!

脳の普段使わない部分をフル活用して、脳内活性化中です。

 

 

難題続出です!

 

 

各テーブルで3つずつ「施設」×「アイデアの種」の

組み合わせをもとに活用アイデアを考えてもらいましたが、

あっという間に2時間が過ぎていきました。

 

 

無茶なアイデアの種ばかりで、失礼いたしました!!

 

 

最後には、模造紙にいっぱいの活用アイデアが生まれました。

不思議な組み合わせでも、出てくるアイデアは全うなものがたくさん。

少し視点を変えてみることの大切さに気付かされたサロンでした。

 

 

川口ENGINEでは、これからさらに活用アイデアをメンバーで検討し、

実施できそうなことにどんどんチャレンジしていくとのことです。

これから、川口運動公園がどんな風に使われて面白くなっていくのか、

本当に楽しみでワクワクしてきますね!

今後の川口ENGINEの活動にご期待ください!!

 

10月21・22日に開催された「フリスビードッグ日本一決定戦」の様子。

 

 

これからも、山の暮らしサロンではみなさんの夢や想いを育てていきます!

みなさんのご参加をお待ちしております。

 

 

川口運動公園については、以下のサイトをご覧ください。

 

川口運動公園レクリエーション施設

川口運動公園オートキャンプ場・高原キャンプ場

榎本淳
この記事を書いた人

榎本淳 支援員