山の暮らしサロン~やまの自然に触れてみる編~
これまで様々なテーマで開催してきた山の暮らしサロンですが、
2017年度の2回目のサロンは、「自分がやってみたい野外活動」をテーマにしました。
(山の暮らしサロンって何?という方は、
「山の暮らしサロンに、みんな集まろう!」をご覧ください)
今回は、2017年6月14日(水)に開催した第19回サロンの様子をご紹介します。
長岡市内でボーイスカウトのリーダーをしておられる
“隊長”こと小林裕人さんをゲストにお呼びして、
野外活動が持つ魅力や役割、楽しみ方についてお話しいただきました。
今回のサロンの面白いところは、「やりたい野外活動」について話すだけに留まらず、
その理由まで掘り下げたことです。
野外活動って、一体どのようなものを指すのだろう?
野外活動をすることで、参加者は何を得たいのだろう?
得たものは、参加者にとってどんな意味があるのだろう?
やりたい野外活動はいろいろ、その理由や思いも本当にいろいろで、
参加者のみなさんはたくさんの気付きを得られたようでした。
野外活動は、体験そのものが目的ではなく、
そこからどのような気付きや学びを得るのか、
自分自身はそれを通してどんな風になりたいのかを映し出す
鏡のような存在だと思いました。
これまでのサロンでも、やまの自然を取り扱った回が何度かありました。
第14回の「森林をもっと楽しもう!」では、おぐに森林公園の利活用について、
お昼の部第1回の「山の遊び」や第3回の「山の生き物」では、
やまにある自然や動植物との触れあい方、楽しみ方について話しました。
山の暮らしサロンは、気軽な交流の場として開催していますが、
そこから得られる気付きや学び、そして人と人の出会いには、
本質的なものがあると思っています。
それは、今回のテーマが取り上げたように、
「自分自身が求めているもの」を話しているうちに
実感するようになるからではないでしょうか。
人と人の交流を通して、本当の自分自身とも出会える山の暮らしサロン。
さてさて、次回はどんなテーマでしょうか。楽しみにお待ちください。

榎本淳 支援員