【参加者募集】雪国の保存食には知恵がいっぱい!~柿酢&柿の葉寿司作り
川口地域は、山、川、雪といった特色のある気候風土から、この地域ならではの食文化が受け継がれてきています。
たとえば、春は山菜。豪雪地帯だからこそ、アクやエグミの少ない極上品の山菜が採れます。

夏は、鮎を代表する川魚、そして畑では長岡野菜、魚沼野菜など、この土地の気候・風土に適応していった在来種、固定種の野菜が実ります。
秋は、魚沼産コシヒカリに代表される米があり、また山にはキノコやクルミ、山クリなどがあります。
そして、作物が採れない冬に備えて、自然の恵みを干し、塩に漬ける、酢に漬けるなど知恵と工夫により「保存食」が生み出されてきました。塩漬けされたもののなかには、発酵により旨さが増すものもあり、雪国ならではの発酵文化も育っています。
しかし、少子高齢化や核家族化など生活スタイルの変化から、長い間受け継がれてきた川口らしい、雪国ならではの食文化が失われつつあります。
おばあちゃんからお母さんへ、代々受け継がれてきた大切な食文化には、雪国ならではの知恵と工夫がいっぱいつまっています。
今回は食のプロをお迎えして、雪国の暮らしの中から生み出された「保存食」とそれを活用した料理をみんなで作ります。
趣のある古民家を会場に、一度作ってみたかった、前から気にはなっていた、そんな保存食や料理に挑戦します。
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イベント概要
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11月10日(日)
寿司屋の大将から教わる 柿酢&柿の葉寿司作り
雪国の発酵文化に挑戦 Vol.2
昨年大好評だった柿酢作りの第2弾。かつては、柿だけで作る「柿酢」が各家庭に伝わっていました。今回は、柿100%の柿酢を仕込み、柿酢を使った「柿の葉寿司」を寿司屋の大将から教わります。

12月8日(日)
川の食文化を知る アユ出汁&昆布出汁講座
西川口地区のお節料理には欠かせないアユ出汁とお雑煮を川口やな場5代目ご主人から教わります。合わせて、昆布問屋の元スタッフから、美味しい昆布出汁のコツも習います。お正月料理がワンランクアップする講座です。


どちらの講座も、開催時間、会場、参加費、定員は共通です。
時 間:午前10時30分~午後1時
会 場:えちご川口温泉ホテルサンローラ「古民家」
(長岡市川口中山1240-1)
参加費:1,500円(軽食付き)
定 員:先着35名
お問い合わせ・お申し込み
(公財)山の暮らし再生機構 川口サテライト
TEL:0258-89-2990(午前9時~午後5時、土日祝休み)
FAX:0258-89-2998(お名前、参加人数、ご連絡先をお送りください)

佐々木ゆみ子 支援員