ここで繋がる仲間づくり~おぐにサロン2018~
こんにちはおぐにサロンです
ここで繋がる仲間づくり~“おぐに”の事を話そう~
おぐにサロンは、長岡市小国地域を気に入って移住してきた方に、たくさんの友達をつくって小国ライフを楽しんでほしい!という思いから、2017年度にスタートした交流の場です。
2年目になる今年度は、移住者に限らず、ずーっと小国で暮らしていきたい人にとっての仲間づくりの場、素敵な出会いが生まれる場があればいいな、新しい出会いや、里山で培われた生活の知恵などをお互いの生活にもっともっと活かして欲しい…そんな思いで開催しました。
小国の宝って何?もっと小国を知ろう!
ということについて、参加者のみなさんと話したいと思い、2018年度のテーマを
「みんな小国でなにやってるの?」
「おぐに森林公園で何をやりたい?」
「小国の食材・食文化を学んでみよう」
「小国に住みたいあなたへのメッセージ」
として4回開催しました。
第1回は、「みんな小国でなにやってるの?」。参加者は11名。
ゲストスピーカーとして、地域団体「チーム・おぐに」の中澤会長から設立経緯、活動内容、これからの課題等を話していただき、サロンのスタートです。
小国地域の「宝の磨き上げ事業」から始まったトレイルランニング(通称トレラン)。
トレラン運営のために「チーム・おぐに」が設立し、前夜祭をはじめコース整備、休憩所(エイド)運営、応援体制などにメンバーがボランティアとして関わり活動しています。
若い人に入ってもらって体制強化を図りたいが…思うようにいかないのが悩みの種のようです。
参加者からは、「脱サラして農業やってるヨ」
「イベントのときは料理でもてなしています」
「越後カントリートレイルを主催しているチーム・おぐにのメンバーだよ!」
「越後カントリートレイルに参加して、小国が好きになった」
参加者の中には、小国地域外の方も!
チーム・おぐにについて、たくさんの意見が出ました。トレランの会場になっているおぐに森林公園の使い方、トレランのボランティア募集方法、そして移住定住の進め方にまで話が広がりました。
小国には、団体やサークルがたくさんあります。
気になる活動があったら、覗いてみるのも良いかもしれませんね。
PRしたいことがある方は、おぐにサロンを活用してください!!
きっとみなさんが話したいことは、他の方にとっても関心があるはずです。
第2回のテーマは、「おぐに森林公園で何やりたい?」。参加者は14名。
小国の「地域の宝」の一つであるおぐに森林公園を取り上げました。
ゲストスピーカーは、森林公園の指定管理をしている西澤さん。開演当時の様子、最近の利用状況、今後の計画について話題提供をしていただきました。
「昔の賑わいを取り戻したい」
「隠れ家みたいな公園もいいよね」
「公園のコンセプトは?他の施設との差別化が必要」
「ターゲットを絞ったら?」
などなど話は尽きず。あと2時間くらい話していたかった、という声もありました。
この回も、アウトドアに興味のある地域外の方に参加いただきました。
地域の人が楽しめる公園であることが、外から人を呼び込むことにつながっていくのでないでしょうか。色々な視点からの意見があり、気づかされることもたくさんありました。
第3回は、「小国の食材・食文化を学んでみよう」です。参加者は10名。
ゲストスピーカーとして、おぐに結城野の会の鈴木さんから、季節の地域行事や料理について話題提供していただき、地域行事のなかで食べられる郷土料理を結び付けていきました。
「昔ながらの習慣や行事は少なくなったね…」
「昔からの味はいつまでも残したい!」
「大貝地域の正月は、餅ではなくそばだった」
「若い人や子どもに“旬”の物を食べてほしい」
小国地域産のさつまいもで作られたおやつ「さつこさん」
春の山菜、秋のきのこが豊富で、自家消費用の野菜もたくさん作られている。
旬のものを食べ、旬の内に保存し、ごっつぉに使う。
そんな昔ながらの知恵が、今も生きています。
思い出の中にも、しっかりと「食」は残っているんですね。
年度最後の第4回は、「小国に住みたいあなたへのメッセージ」。参加者は13名。
この回はゲストスピーカーを設定しないで、日頃感じていること、やりたいと思っている事などを思う存分話していただきました。
「夜の星空がキレイ!!」
「地域の行事に熱心」
「神社の狛犬がおもしろい!」
「農業の情報を発信したい」
「野生生物がすごく身近にいる」
自分とは違った視点で小国を見ているな~!と、気づかされたことがたくさんありました。
自然や歴史文化が豊かな小国だから見られるもの、体験できることがたくさんあります。
全4回のおぐにサロンを通して、テーマごとでの参加者は様々でした。でも、みんな「小国が好き!」という思いが伝わってきました。
「いい人に出会えて良かった」
「楽しい時間だった」
「話の続きが聞きたい!」
などの意見があり、新しい発見や仲間づくりの場として、これからも続けていきたいと思います。
まだまだ駆け出しの「おぐにサロン」です。みなさんの想いをぜひ聞かせてください。

山田和子 支援員