山の暮らしサロン~廃校をもう一度蘇らせる編~
2018年度になってから2回目の山の暮らしサロンを
8月29日(水)に開催しました。
今回のテーマは、廃校の活用について。
「もう一度廃校に命を吹き込もう!」と題して、
みなさんとアイデアをたくさん出してみましたよ。
今回、廃校として題材にしたのが、長岡市栃尾地域にある
旧西谷小学校。
すでに閉校された小学校で、選挙のときに投票所として
利用されているのみです。
山の暮らし再生機構栃尾サテライトの藤﨑が、
話題提供者として旧西谷小学校の様子や
小学校が立地する西谷地区の紹介をしました。
旧西谷小学校や西谷地区について話を聞いたあとは、
参加者で小学校の活用アイデアを出し合っていきます。
とは言え、最初からポンポンとアイデアが出るわけではないので、
「小学校にあるもの」をテーブルに分かれて書き出す作業をして、
頭の体操+小学校の頃を思い出してもらいました。
みなさん、小学校の頃を懐かしく思い出している様子。
「小学校にあるもの」は、校舎や黒板など目に見えるものから、
休み時間、朝礼など一日のスケジュールなど目に見えないものまで
たくさん挙げられました。
頭の体操が終わって、小学校の様子が頭に思い浮かんだところで、
具体的な小学校の利活用方法についてアイデア出し開始!
自己紹介も織り交ぜながら、「自分がやってみたいこと」や
「こんな活用法なら訪れてみたい」と思うアイデアについて
話し合ってもらいました。
そんなこと出来るの?という奇抜なアイデアも大歓迎!
まずは、「やってみたい」という気持ちを大切にします。
「住民全員参加型のイベント」や「集落全体が民泊」、
「学校全体を使った音楽フェス」、「本の持ち寄り図書館」など
さらにブラッシュアップは必要ですが、面白いアイデアが出ました。
いつもの山の暮らしサロンは、発表タイムがありませんが、
今回は最後に各テーブルの模造紙を全員で情報共有しました。
さっきまでの賑やかなトークから一変して、
みなさん真剣な様子…。
参加者のほとんどの方は、西谷地区を訪れたことがありませんでしたが、
西谷小学校ってどんなところかな?一度行ってみようかな?
という関心を持ってもらえたのではないかと感じます。
それではみなさん、次は栃尾で会いましょう~!

榎本淳 支援員