やまのいとなみ|2017/03/29
やまで暮らす作家たち
刈谷田川、西谷川、塩谷川の3本の川が流れる山間地にある栃尾地域。
かつては機織りの音が富を与えることから「ガチャマン産業」と呼ばれるほど、全国有数の合繊織物産地として知られました。平成18年に長岡市と合併するまでは、栃尾市というひとつの自治体であったこともあり、数多くの地域活動が行われています。
これまで栃尾サテライトでは、栃尾地域の集落や団体の活動への関わりを通じて、多くの魅力的な方々と出会ってきました。そんな中で、栃尾地域には若者からお年寄りまで幅広い世代でものづくり等の制作活動をされている方が多いという印象を受けました。周囲を山々に囲まれた豪雪地という地理的条件から、暮らしにかかわるものを自分の手で作る機会も多かったのではないかと思います。
周囲に広がる自然に魅せられて
自分の暮らす環境を楽しむため
自分の想いを表現するきっかけが多くあるからこそ、ものづくりをする方が多いのかもしれません。
もしかしたら、自分の身近にいる方が制作活動をされている作家さんかもしれない。
栃尾地域の魅力をこれまでと違った見方で伝えるきっかけになればと思い、栃尾地域に在住し制作活動をされている方々や団体を、その作品と合わせて栃尾サテライト新聞のなかで紹介しました。
紹介した方は、栃尾で暮らし続けてきた方、栃尾の外へ出て戻ってきた方、栃尾へ移住された方と様々です。
「やまで暮らす作家たち」では、栃尾の作家さんひとりひとりにお話を伺いながら、作品に込める想いやそれぞれが暮らす地域の魅力をお伝えしていきたいと思います。

この記事を書いた人
阿部将之 支援員