図説!笹だんごの結び方
2019年夏号のLIMO通信「お山のKITCHEN」にて、笹だんごのレシピを紹介しました。
その時、紙面の説明よりもさらに詳しくもっと手元が分かりやすい笹だんごの結び方を紹介するといいのではないか?と思い、今回は図説にて詳しくご紹介することになりました。
もうすぐお盆。ぜひこの記事を見て、笹だんごをつくってみませんか?
紙で自作した笹だんごを使って、結び方を説明します♪
↓以前、紙面にて紹介した「笹だんごのレシピ」はこちら↓
https://yamanogakko.com/special/yama-kitchen43
<笹だんごの結び方>
(上記「笹だんごのレシピ」の工程8以降の作業です)
1) 笹の葉3枚でお団子を包んだら(写真左)、すげ(写真右)を準備!
2) 利き手と反対の手に笹だんごを持ち、利き手にすげを持って動かしていきます。
3) 笹の端をキャンディーの包み方のように軽くねじります。笹だんごを持っている手の親指ですげの端を押さえ(このとき、すげの端から15cmほどの長さを残しておきましょう)、すげをねじった部分に引っ掛け、そこからクルっと一周回します。
4) 片方の結びはこれで完了!
5) 利き手で動かしている方のすげ(写真の赤)を、親指で押さえている方のすげ(写真の青)と交差させて、一緒に押さえます。
6) もう片方の笹の端をキャンディーのようにねじったら…
7) 笹をねじった部分に利き手の方のすげ(写真の赤)を引っ掛け、そこからクルっと一周回します。
8) 笹の両端がくくれたら、5で交差させたすげ(写真の赤)に、利き手の方のすげ(写真の青)を交差させます。
9) 利き手の方のすげ(写真の赤)に、15cmほどの長さを残しておいた方のすげ(写真の青)を上から重ねて、笹だんごの向きと垂直になるように横に引っ張ります。
10) 9)で横にしたすげ(写真の青)と反対方向にすげ(写真の赤)を引っ張ります。
11) 団子の真ん中をクルっと一周回してウエストを作ります。蒸したときに団子がはみ出やすくなるので、きつく締めすぎないようにします。
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12) 一周回した利き手の方のすげ(写真の赤)の上から、短い方のすげ(写真の青)を通して結びます。
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13) 短い方のすげ(写真の青)で輪を作ります。
14) 利き手の方のすげ(写真の赤)も同様に輪を作ります。
15) 短い方のすげ(写真の青)に、利き手の方のすげの輪(写真の赤)を重なる部分を下にしてかぶせます。
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16) 短い方のすげ(写真の青)の輪を指でつまんだら、利き手の方のすげ(写真の赤)の端を引っ張って結びます。
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17) 完成!!
ちょっと手順が煩雑ですが、出来ましたか?
慣れてくるとスムーズに結べるようになりますよ*
ぜひご自宅で作ってみて下さいね♪

臼井菜乃美 支援員