やまのまなび|2020/02/19

ハロー!さんビズ生⑩~柏崎さんビズ生・佐藤潤さん

カードがメッセージする自分の本当の思い

 

 

佐藤潤です。住んでいるのは長岡市三島で、出身は柏崎です。大学卒業してすぐ、最初の就職で中学校の理科の先生になって。きっかけっていうと、高校の生物の先生の授業がすっごく面白くて、ハマった。こんなに面白いもんだったんだって思って、毎日先生のところに質問に行きましたね。

 

 

〈森のようちえんとの出会い〉

子どもは2人います。息子が6ヶ月くらいのとき、上越の森のようちえん「てくてく」の園長さんの話を聞く場面があって、いいところだし自分がやりたかったことだと思った。母親としてより、教育者として。すっごいね、「行きたい!」ってなったんですよ。

お母さんたちから「何々やろうよ」っていうお誘いがいっぱいくるんですよね。子どものズボン作ろっかとかおやつ作ろっかとか、そういう感じで。シュタイナーのお人形とかも誰かが先生連れてきてくれたり。

 

森のようちえんのお母さんたちが企画した森のコンサート

 

育休を3年間取ったときには、柏崎から通っている時期もありました。通いながら仕事を辞めることを決めて、家族で移住しました。下の子が生まれることもあって、夫が転勤をしてくれて、下の子が卒園するまで上越に6年間。卒園後は、長岡に。夫の出身が三島で、主人はやっぱりここに戻りたいみたいなところがあって。いつか落ち着きたいなって。

 

 

〈さんビズとの出会い〉

月3万円ビジネスのことは、鶴岡の井東敬子さんが柏崎の夢の森公園に来たときにナリワイ講座に行ってるんで、これは面白いなとは思ってたな。すぐやろうとか思ってなかったけど、無収入でずっとやっていくのかって思ったときに、もう一回勤めるか、自分で何か始めるか。フルタイムは絶っ対に無理!と思って。全部捨てて一からさんビズ作るのもいいけど、今あるやつと新しいやつを足したら、まあまあの金額になったみたいな、そっちの方がいいなって思う。

 

柏崎でのさんビズ講座受講中の佐藤さん(右)

 

柏崎の夢の森公園でさんビズ講座を受けたのは、2018年ですね。わたしは夢の森公園をまだ整備してるときから関わりがある。スタッフがやってるスウェットロッジっていうネイティブアメリカンの生まれ変わりの儀式があって。わたしがさんビズのテーマにしている「アニマルメディスンカード」をそこで使ってるのを何度か見たんです。今日の出会い的な、ちょっと占いっぽい感じです。その出会いは7、8年前なんですけど、2017年くらいに急にもっと知りたくなって、調べたら東京で一ヶ所講座があって。2018年の1月から習いに行って、5月に講座が終わった。でもその頃は、別のテーマでさんビズ受けてたんですよね。

 

 

昔から布石はあったんだけど、拾ってくるタイミングが割と最近に集中してたんですね。てくてくに行ってるときは、子どもを生活のメインに置いてたから。さんビズ的なアイデアがばーって出てきたっていうよりは、てくてくの間はてくてくのことに集中、注力していて、他の色々は極力余った時間でやるようにしていて。あとは、子どものできることが日々違ってくるから。やっぱり成長が早いじゃないですか。自分の仕事に一所懸命になってると、全部見逃しちゃうんですよね。

 

 

〈暮らしの中にさんビズを取り入れる〉

さんビズやってる人の中にも、同時にやれる人とそんなにやれない人がいますよね。何本柱、何足のわらじって言うけど、わたしはちょっと難しいな。今やってるのは5個。カード、はちみつの販売、畑仕事、薪割り、家。家は主婦として。カードとはちみつは収入、他は、支出を抑えるって意味でとても重要ですね。カードとはちみつよりも大事。

 

 

自給自足、自然農やりたいって言っても、やっぱり習いに行ってからじゃないと、と思って。農業、力仕事ダメだっていうタイプだったら、やるって言ってもダメじゃないですか。自然農の講座の最初の年、お米がまるっきり獲れなくて。講座も月1回だし、スタッフも管理できる量じゃないから、どれが稲ですか?みたいな。ほんっと穫れなくて大変だったけど、でもいい経験でした。嫌いではないということは分かった。そこにさんビズを増やしすぎたら、追われちゃってうまくいかなくなるかな。

 

 

 

〈さんビズは人のつながり〉

さんビズを受ける前、まあ受けてからもしばらくは行動しなかったので。講座の中でコラボの話も紹介されて、へぇーって思ったけど、自分のさんビズは違うのかなって。

でも、自分で動き出してイベント出店したりおしゃべりしたりするうちに、やりたいことは増えていくし、一人じゃできないんだけどじゃあ一緒にやろうってなったり。この人とコラボしたいとか、なかなか言いづらいじゃないですか。それが、さんビズ受けた人なんですよ、って紹介されると「あーっ!」ってなる共通の何かがありそうな感じがしますね。知り合いにも、講師の榎本さんとつながりを作っておくと、どの人をマッチングすると面白いか考えてるから、きっとそういう意味でいいと思うよって言っといたんですけど。

 

2019年夏には、一期生の廣橋さんが整備するため池でさんビズ生有志の生き物観察会を実施

 

〈カードが生まれた世界観を知る〉

これからやりたいこと?小さなことは自宅を改装してサロンとしてやればいいかな。実は、カードの先生をお呼びしたいんですよね、新潟に。北極を旅してたんですよ、先生。カードに使われているメディスンアニマルやネイティブアメリカンの話、環境問題も含めてお話ししてもらいたいんですよ。アラスカの動物の話、親子で聞けるなぁと思って。

 

 

〈忙しい日々の中で自分の気持ちを確かめる〉

メディスンカードを一言で説明すると、「アメリカ大陸に生きる52種の動物のカードから古来の人が得てきた知恵を使い、お客様の今とこれからにメッセージします」。意識が散ってるっていうか、やりたいことがいっぱいあったり、家族との関係とか、色々考えることが日々あって忙しいじゃないですか。カードが1枚出ると、今自分がどういう立ち位置にいるのか、どう思っているのか考えるきっかけになる。わたしがカードを見て、あなたこうですよって言うんじゃなくて、このカードの意味を見て「あ、そういえばわたしこうだ」「あるある!」って思ったり、自分の気持ちを改めて確認するというような使い方です。

 

第4期さんビズの成果発表会では、修了生としてブースを出店

 

課題を掘り下げるっていうのは、カードの良さの一つでもあると思うんです。メッセージの中に「おおっ!」って思うポイントは自分が一番よく分かってて、そういうところから自分の思いを掘り下げていく。カードを通して、自分の人生をきちんと生きている人を見ていきたいし、知りたいと思いますね。そういうことが好きなんです、わたし。

 

 

※この記事は、「聞き書き」の手法によって作成しました。

榎本淳
この記事を書いた人

榎本淳 支援員